鳥取メカシステムでは、2022年2月に５軸加工機のマシニングセンタ「Mazak VARIAXIS i-700」を導入しました。

この加工機は、主軸の３方向に加え、加工物(材料側)が2軸で回転するため、一度の材料据え付けでいろんな角度での加工が出来、複雑な加工も可能となります。また、据付面以外が自由な角度で加工できることから、据付変更時間が短縮出来ることにより生産性も向上します。

コロナ禍により海外からの部品調達に支障が出ている状況の中、国内での生産性向上を図り、良い製品をより早く社内外に提供できるようにすることを目的に導入しました。

現在は、設備調整と担当者のトレーニングが終了し稼働を開始していますが、徐々に加工範囲を広げ、より複雑な加工が出来るように作業者の習熟度を上げている段階です。

昨年導入した設備に今回導入した加工機を加え、より多様化するお客様のニーズに応えると共に、生産性の向上にも寄与することができ、今まで以上に短納期対応が可能になると考えております。